2007年 4月15日 アクアショップesさん主催のコンテストレポートです。(主催者掲載了承済み)
4月15日に開催された、アクアショップesさんのディスカスコンテストレポートです。今回のesさんのコンテストは私自身も非常に期待をしていたコンテストでもあります。過去のディスカスコンテストの事は私自身もキャリアが浅いためここで書くのは控えておきますが、いままでの不明確の部分を一新したコンテストであったと思います。やっとホビーストが参加したくなるディスカスコンテストが行なわれたと言っても良いでしょう。このディスカスコンテストのイベントは2日間の渡り14日は協賛各社によるプレゼンテーションセミナーや今回のスペシャルゲスト、マンフレット・ゲーベル氏のセミナー、夜にはディスカスパーティーと前日も盛りだくさんの内容でした。コンテストの審査当日にもコンテストの結果発表は別会場で行なわれ、表彰式が終わるとプレゼント&オークションなども行なわれ参加したホビーストの皆さんも楽しそうでした。(入江さんのオークショニアは最高でした!)早い年月のうちに大規模なディスカスチャンピョンシップが開催されそうな予感も感じました。今回、業界の先陣をきってこのようなイベント&コンテストを企画実行してくださったアクアショップesの入江さんに私自身一人のホビーストとして感謝したい気持ちです。



コンテスト魚搬入の際も隣の水槽に1滴の水も入らないようにフェンスが立てられてました、3年前に行ったドイツのコンテストでもこのような工夫がされてました。参加者への細かい気使いが感じられます。  
 
コンテスト水槽の全景です。10本×3列/30本の本数です。コンテストの開期中水槽の上にはクリアラップがかぶされ各水槽への雑菌混入を100%シャットアウトしてくました。

コンテスト結果の発表です。テレビ朝日の番組収録も入り会場内多少緊張ぎみ。主催者の入江さんから入賞者が発表されました。  
 
今回、奥様ご同伴で日本に来日してくださったゲーベルご夫妻です。
最後にゲーベルさんからコンテストの総評をいただきました。

モルフォフラッシュの審査結果のコメントをもらう前に改めて水槽を覗き込んでくださいました。このワンショット、私がコンテストに参加した記念に保存しておきます。  
 
入賞個体を1匹ずつコメントしてくださいました。どこが良い、もう少しこの部分がこうなっていたなら更に良いなどの貴重なアドバイスもいただけました。


コンテスト魚の紹介です。実はこの日、朝から走り回っていまして、会場に到着したのが13時をまわってしまいました。会場に着くなり、「審査発表がもう始まってますので会場へ行ったほうがいいですよ」とのことでした(その時点では私が2位になっている事も知りませんでした)そのような事情でコンテストに参加した個体をほとんど納得のいくアングルで撮れませんでした。ここに載せた写真は私のモルフォフラッシュを含めご覧になったみなさん、えっ!これが?と感じるかもしれませんがそのうちどこかのサイトやブログでちゃんとした写真が掲載されると思いますので、入賞者の皆様には「へたな写真でごめんなさい!」とお詫びしたと思います。

ワイルド部門 優勝 宮永 慶太さん ニニンケッケル 19cm〜20cm
この個体、3年前に500円玉サイズで購入したそうです。今回見たところ19cm〜20cmくらいのサイズがあったような気がします。ご自分でこのサイズまで育て上げコンテスト優勝は最高に嬉しかった事でしょうね。アマチュアホビーストの夢の形ではないでしょうか。
 
 
ブリーディング部門 優勝 北出 次男さん 自家繁殖個体 K-ソリッドレッド 15cm
20年以上に及ぶディスカス飼育のキャリアを持つ北出さん、この個体は4分の3レッドエディの血を引く個体だそうです。完成されたオリジナル魚での優勝です。
北出おじさん、おめでとうございます!!

ワイルド部門 準優勝 中村 哲也さん 北岸アレンカー クリペア 15cm
写真が下手でほんとうにすいません、これぞクリペアの赤と言ったところでしょうか。ソリッドレッドはコンテストに出す場合かなりのリスクを負います、自宅で飼育している時の赤さがなかなかコンテストでは出せないからです。勝負強いですね、真っ赤でした。
 
 
ブリーディング部門 準優勝 大曽根康弘 モルフォフラッシュ 17cm
ゲーベルさんから「パーフェクトに近い個体」とコメントいただきました。
アクアマイスターの芦田氏も準優勝を喜んでくれました。メールをいただき、自分の個体を購入してくれた人が何であり喜んでくれる事が自分は一番嬉しいです、との事でした。

ワイルド部門 3位 及川 俊嘉さん ヤムンダ 19cm
真ん丸のデッカイ個体でした。及川さん達のグループとにかく大きく育てるのが上手で、ほんとうに驚いてしまいます。コンテストはやっぱり大きくないとダメですね。入江さんの話では、とにかく大きさが凄い、この種の基本的な色調ですが、カラーアピールがもう少しあれば更に上位にいけたでしよう、との事でした。
 
 
ブリーディング部門 3位 灘 政雄さん ジャーマンレッドレジェンド 15〜16cm
この赤も強烈でした。このタイプは私自信あまり説明ができないので入江さんに直接聞いてみました。この系統は赤の発色を出すのが難しく理想とする赤だそうです。地肌の赤にブルーのラインが入ることでメリハリのついた素晴らしい個体にしあがっているそうです。この系統は5〜6cmで10匹程度しか入荷しなかった希少種でここまでのサイズに仕上げたのが素晴らしいとの事です。




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